【経営コラム】悩んだら鳥の目発想で原点回帰を!

…自社(自分)の人生の総括を行いましょう。

 

コロナ禍の真っただ中、悩み多き日々を過ごしておられる経営者も少なくありません。鳥の目発想で大局的な視点で考えてみましょう。

 

『三年前にはじめて、創意工夫を重ねながら積み上げてきたことが、最近やっと成果をもたらしてきた。』以前セミナーに登壇されたある社長様のお言葉です。事業の推移を年表で解説いただきましたが、その年表には、過去数十年の歴史が刻まれていました。

 

・何かを始めて、なかなかうまくいかないけれどもジタバタしながらものにした。

・時には、腹を決めてやめた。

経営者としての胆力が見えてきました。

まさに、上手く行く経営を実践されておられます。

 

今日の成功は、昨日の努力の成果ではありません。

今日の成功は、先月の努力の成果でもありません。

成功の定義と度合いによりますが、少なくとも三年程度以上前からの努力の成果です。

 

■成功した結果のみに着目してはいけません。大切なのは成功までのプロセスです。

 

成功談を学ぶことは大変有益です。ただ、学ぶべきは、その結果ではなくプロセスです。

 

・成功の陰にある苦労談、あまり触れられませんが察して想像しましょう。

・成功で得られる果実ではなく、成功のために流した汗の量を察して想像しましょう。

・成功者の今の姿ではなく、成功するまでの頑張る姿を察して想像しましょう。

 

■貴社が、過去から積み上げてきた事柄の進捗はどうですか?

 

・芽が出てきましたか?

・育てていますか?

・うまく成長していますか?

・改善すべき事を改善できていますか?

・ルーチンの繰り返しになっていませんか?

・放置していませんか?

 

■三年後に向かって、新たに取り組むべきことは何ですか?

 

・三年後のために、新たな種まきは出来ていますか?

今日始めるから三年後の果実を手にできます。始めて継続できない人は、一生涯果実を手にできません。

 

■事業や人生は積み上げです。

 

・先月より今月は、ほんの少し良くなっているように思える。

・昨年より本年は、少し良くなっている。

・三年前より本年は、確実に良くなっている。

・十年前と本日では、雲泥の差である。

このような積み上げの事業や人生を目指したいものですね。

 

■決めましょう。トップの仕事です。

 

・始めることを決めましょう。

・続けること、やり遂げることを決めましょう。

・止めることを決めましょう。

 

■種をまきましょう。トップの仕事です。

 

緊急度は低いが重要なことこそトップの仕事です。収穫は現場に任せても、種をまくことはトップにしかできない仕事です。

 

・三年後の収穫のために、今まくべき種を決めましょう。

・二年後の収穫のために、昨年まいた種を育てましょう。

 

■歴史と未来を整理してみましょう。

 

・過去十年から、十年後までの事業の、人生の流れを整理してみましょう。

・いつ、何を始めて、何を続けて、何を止めて、何が収穫できたか?

・今、何を継続していて、何を始めようとしているか?何を止めようとしているか?

 

これこそが、経営の歴史そのものです。大局観で大雑把に作ってください。自社の、自分の人生の総括とこれからの指針になります。

 

※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能(=金融機関対応を含む財務の機能)を持つことを宣言いたします。

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