【お役立ち情報】業務改善助成金の制度拡充について
…対象事業場が拡充され申請が増えそうです。 業務改善助成金は、これまで事業場内の最低賃金と地域別最低賃金の差が30円以内の中小企業・小規模事業者が対象でしたが、制度が拡充されて賃金の差が50円以内の中小企業・小規模事業者が対象となります。...
【実践コラム】キャッシュフロー計画書を作成しましょう
…経営管理ツールを取り入れる最初のステップは、これが最適です。 ━━━━━━━━━━━━━ 数値計画書というと、売上と利益が分かる損益計画書が一般的ですが、場合によっては、キャッシュの収支が分かるキャッシュフロー計画書の方が有益な場合があります。 ■ 損益計画書の問題点...
【経営コラム】カニバリゼーション(共食い、自社競合)!
…優良企業こそ積極的なカニバリ戦略を! ■カニバリゼーション(以下カニバリと呼びます)は、新しい製品やサービスが自社の既存の製品やサービスの売上を減少させる現象を指します。これは、新製品が既存製品の市場シェアや顧客ベースを「食いつぶす」形で起こることが多いです。...
【実践コラム】損益分岐点売上高の算出方法
…大まかな採算ラインを知るのに便利な方法です。 経営者は、人員を雇用する、広告を出す、値引き販売をする・・・等の様々な投資判断を下さなくてはなりません。投資判断を行う際に最も気になる点は、「採算が取れるかどうか。」でしょう。もちろん、机上でいろいろと考えたところで、最終結論...
【経営コラム】M&Aは事業承継の手段だけではありません!
…新規事業への参入と、成熟市場におけるシェアアップに有効です。 経営者の交代手段、事業承継として注目されているM&Aですが、経営の武器としても極めて有効です。新規事業への参入時や、成長の鈍化した市場における市場占有率の向上、利益率向上に有効です。M&Aの難しさを強調されるケ...
【お役立ち情報】事業再構築補助金の第11回公募について
…第11回の応募締切日は令和5年10月6日です。 「事業再構築補助金」の第11回公募が始まりました。 今回の公募では、「サプライチェーン強靱化枠」の公募はなく、「成長枠」、「グリーン成長枠」、「卒業促進枠」、「大規模賃金引上促進枠」、「産業構造転換枠」、「最低賃金枠」および...
【実践コラム】利益が出ているのに資金が増えない
…資金が増えないのには理由があります。 「勘定合って銭足らず」という言葉があります。これは、利益は出ているのに、手元のお金が足りないという状態を指します。 その原因とは何でしょうか。まず、運転資金のメカニズムについて解説します。 ◆運転資金のメカニズム...
【経営コラム】中小企業の経営分析手法(その2)
…前回号のつづきです。 前回ご紹介したBCGマトリックスよりはその分析が複雑(分類が4つから9つに増えます)になりますが、その分GEマッキンゼーマトリックスは精度が向上するといわれています。 以下、解説いたします。 GEマッキンゼーマトリックスは、企業の事業ポートフォリオを...
【お役立ち情報】IT導入補助金2023(通常枠)について
…第6次の申請締切日は10月2日です。 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が、自社の強み・弱みを認識、分析し、生産性向上のためプロセスの改善と効率化に資する方策として、あらかじめ事務局に登録されたITツールを導入する事業者に対し、ITツール導入費用の一部を補助するも...
【事業承継と銀行取引】事業承継と銀行取引
…税務の先にある財務の視点 資金調達の相談をお受けしたある企業様の事例です。義理の父親から会社を引き継いで約1年が経過しましたが、資金調達ができず困っているという相談でした。 決算書を拝見すると、銀行借入が相応にあり、自己資本は債務超過の状態にありました。金融機関が融資しづ...
【経営コラム】中小企業の経営分析手法(その1)
…BCGマトリックス 中小企業は、市場環境の変化や資源の限られた状況に迅速に対応する必要があります。BCGマトリックスは、そのような環境下でも、事業のポートフォリオを明確にし、効果的な戦略を策定するための鍵となるツールです。以下は、このマトリックスを中心にした中小企業の経営...
【お役立ち情報】研究開発助成金の第2回公募開始について
…新技術・新製品等の研究開発をお考えの方はご検討ください。 「研究開発助成金」は、公益財団法人三菱UFJ技術育成財団が、技術指向型の中小企業を育成する事業の一環として、ベンチャー企業が行う新技術・新製品等の研究開発費の一部を助成してくれるものです。...
【実践コラム】借入の定期見直しについて
…借入の最適化により資金繰り改善を行いましょう。 中小企業経営者にとって、経営において大きな支出となるのが銀行借入の返済です。数年にわたり借入をしている場合、時折借入を見直すことで無駄を減らし、経営改善に繋げることができます。...
【経営コラム】ブランド戦略とは何か!(その4)
…ブランドはエクイティ(資産)です。 …前回号のつづきです。 デービッド・A. アーカーによるブランドエクイティの概念は、マーケティング理論とビジネス戦略における革新的な偉業と言えます。それまで多くの企業がブランドを単なる名前やロゴとして捉えていたのに対し、アーカーはブラン...